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二千年の歴史を生きる-「治す知恵」-漢方

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漢方とは?

漢方は中国から伝わった伝統医学が日本で独自の発展を遂げたものです。日本の医師は西洋医学による治療で効果が得られにくい機能的愁訴や、西洋薬の副作用に苦しむ患者さんに漢方治療を勧めることがよくあります。広義の漢方は鍼灸を含む中国伝統医学全般を指しますが、狭義には薬草の組み合わせ(方剤)を用いる医学を意味します。漢方で使われる方剤のほとんどはいまから2千年ほど前、漢の時代に書かれた中国医学の最高峰といわれる「傷寒雑病論」(現在の「傷寒論」と「金匱要略」)という古典に基づいています。ですからその効果と安全性は2千年の永きにわたって試され、証明され続けているのです。

なぜ漢方?

たとえば慢性の頭痛や片頭痛に苦しむ方の多くは西洋薬の痛み止めに頼っています。痛み止めの中には感覚異常、口渇、めまい、より頻繁な頭痛の再発、一時的な記憶喪失などの不快な副作用を引き起こすものもあります。漢方治療は西洋薬の使用量や頻度を減らし、最終的にはゼロにすることを目指します。日本では西洋薬の副作用に苦しむ方には漢方と西洋薬の併用や、西洋薬を漢方に換えることが広く行われています。

よく使われている西洋の片頭痛治療薬の中には痛みを止める方法として体の痛み反応をブロックするだけのものもあります。漢方では頭痛以外の症状も分析し「証」を決定して全身を治療するので、からだを病気が始まる以前の状態の戻すことも不可能ではないのです。

漢方と臨床研究

二千年の歴史を持つ古い漢方のなぞに現代の科学的手法の光が当てられようとしています。最近の漢方に関する学術論文に興味がおありの方は臨床研究のページをご覧ください。臨床研究をご覧になってお気づきのように片頭痛の方の50%以上に呉茱茰湯が有効でしたが、すべての方に有効であったわけではありません。脈診や腹診などの古典的方法も用いてあなたにあった方剤を選択するのが私たちの仕事です。

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